「内窓が良いらしいとは聞くけれど、結局いくらかかるのか」。堺市で窓の寒さ・暑さ対策を調べていて、最後に残るのはこの疑問ではないでしょうか。
この記事では、堺市内で実際に行われた内窓リフォーム6件について、工事総額・補助金額・実質負担額をそのまま一覧にしました。使える補助金の枠組みと進め方も、2026年8月時点の公式情報にもとづいて整理します。
作成者 今井 淳雄(株式会社CRAFTED JAPAN 代表取締役・窓断熱リフォーム専門店マドエコ) プロフィール
作成日 2026年8月27日 最終更新日 2026年8月27日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約10分
堺市内の実例6件では、工事総額29.1万〜119.9万円に対して補助金9.1万〜44.6万円が交付され、実質負担は総額のおよそ6〜7割前後に収まったケースが中心でした。金額は工事の範囲と窓の仕様で大きく変わります。
マドエコが堺市内で担当した内窓リフォームのうち、金額を公開している事例を並べたのが次の表です。いずれも実際の施工事例ページに掲載している実測値で、リンク先で工事の中身も確認できます。
| 事例(リンク先に詳細) | 工事総額(税込) | 補助金額 → 実質負担 |
|---|---|---|
| 堺市北区・戸建(家全体に内窓) | 108.3万円 | 44.6万円 → 63.7万円 |
| 堺市南区・戸建(冷え込み対策) | 119.9万円 | 20.4万円 → 99.5万円 |
| 堺市南区・内窓+外窓交換 | 99万円 | 22万円(実質負担はページ未記載) |
| 堺市北区・遮熱ガラスの内窓 | 50.6万円 | 17.1万円 → 33.5万円 |
| 堺市南区・公団住宅 | 50.9万円 | 18.8万円 → 32.1万円 |
| 堺市南区・戸建(1窓から) | 29.1万円 | 9.1万円 → 20.0万円 |
注意していただきたいのは、補助金額は工事内容・窓のサイズ・ガラスの性能で1件ずつ決まるという点です。上の表はあくまで各事例の実績であり、同じ金額が戻ることを示すものではありません。目安を知るには、ご自宅の窓の数と大きさをもとにした個別の見積りが必要です。
出典:各金額はマドエコの施工事例ページに掲載の実測値(2026年8月確認)。補助金の交付額・条件は工事ごとに異なり、将来の受給を保証するものではありません。
中心になるのは国の「先進的窓リノベ2026事業」です。堺市の上の実例でも多くがこの制度を使っています。住宅1戸あたり100万円を上限に、対象製品を使った窓の断熱改修が補助されます。
| 項目 | 内容 | 確認先 |
|---|---|---|
| 制度名 | 先進的窓リノベ2026事業(環境省) | 公式サイト |
| 補助上限 | 住宅1戸あたり100万円 | 同上 |
| 対象の下限 | 1申請あたり合計補助額5万円以上 | 同上 |
| 申請期間 | 2026年3月31日〜2026年12月31日 | 同上 |
| 申請方法 | 登録された窓リノベ事業者を通じて申請 | 同上 |
補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。交付申請ができるのは工事の完了・引渡し後(受付は2026年12月31日まで・予算上限あり)で、交付申請の予約は任意です(時期は最初の工事に着手した以降・受付は2026年11月16日まで)。制度名・上限額・期間・対象工事はいずれも2026年8月時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。
補助金の前に、そもそもの工事総額が何で動くのかを押さえておくと、見積りが読みやすくなります。堺市の実例6件で総額が29.1万円から119.9万円まで開いているのは、次の要素の組み合わせが違うためです。
01内窓を付ける窓の数。1窓だけの工事から、家全体の窓まで範囲はさまざまです
02窓の大きさと形。掃き出し窓は腰高窓より大きく、ランマ(上部の小窓)付きなど特殊な形状は手間が変わります
03ガラスの性能。一般的な複層ガラスか、日射熱を反射するLow-E複層ガラス(遮熱タイプ)かで単価が変わります
04納まりの条件。障子の撤去や特注の枠が必要な場合は、その分の工事が加わります
補助金額も、使う製品の性能区分と窓のサイズで決まる仕組みです。つまり総額と補助額はどちらも「窓ごとの積み上げ」で、ご自宅の窓の数と大きさが分かれば、かなり正確な見通しが立てられます。
自治体の住宅リフォーム支援は年度ごとに新設・終了・変更があります。国の制度と別枠の支援が使えるかどうかは、工事の計画を立てる時点で堺市の公式サイトを確認するのが確実です。マドエコでは見積りの際に、その時点で使える制度をあわせてご案内しています。
補助金は予算の上限に達すると期間内でも受付が終わります。「制度があるうちに」と工事を急ぐ必要はありませんが、見積りと申請の準備には日数がかかるため、寒くなってから動き出すと申請が年末の締め切りに近づきます。検討を始めるなら、余裕のある時期からの相談が安心です。
堺市の事例では、寒さ・暑さの改善に加えて「外の音が静かになった」という声が複数あがっています。内窓は既存の窓の内側にもう一枚窓を設ける工事のため、断熱と同時に防音・結露対策にもなります。
実際に工事をされたお客様の声を、施工事例ページから原文のまま引用します。
「事前に説明を受けていた通り、断熱性能はもちろんですが、防音性能の高さにも驚きました。外の音がほとんど気にならなくなり、とても快適です」(堺市北区)
「思っていた以上に外の音が静かになった」(堺市南区)
「驚くほど早く工事が進み、あっという間に終わりました!」(堺市南区)
「色合いがぴったりで、全く違和感がありません。とても満足しています」(堺市南区)
出典:いずれもマドエコ施工事例ページ掲載のお客様の声(2026年8月確認・原文のまま)。感じ方は住宅の条件により異なります。
内窓で外気と室内の間に空気の層ができると、窓ガラスの表面温度が下がりにくくなり、結露の抑制が期待できます。毎朝の拭き取りやカーテンの黒ずみに悩んでいた方ほど、変化を感じやすい部分です。効果は住宅の条件により異なりますが、大阪市東住吉区の事例では「夏の暑さと冬の結露をなんとかしたい」というご相談に内窓で対応しています。
光熱費の面では、冷房時に室内へ入る熱の約73%が窓など開口部からというモデル試算があります(低断熱住宅の場合)。窓の高断熱化により、関東〜九州の戸建てモデル住戸で年間およそ2.2〜2.7万円の光熱費削減が見込まれるという試算も公表されています。いずれも条件を置いた試算値で、実際の削減額はお住まいの状況で変わりますが、「窓から手を入れると効きやすい」ことを示す数字です。
出典:約73%・年間2.2〜2.7万円削減はいずれも日本サッシ協会2025のモデル試算(当サイトの夏の暑さ診断・冷房費シミュレーションでも出典として使用)。
マンションから木造戸建へ住み替えて寒さに驚いた、というご相談もあります。気密性の高いマンションに比べ、木造戸建は窓から熱が逃げやすい傾向があるためで、堺市北区の事例では家全体の窓に内窓を設置して対応しました。暑さ側の対策を詳しく知りたい方は堺市の内窓インプラスの効果を解説した記事もあわせてご覧ください。
迷ったときは、住まいの状態と工事の条件を分けて確かめると判断しやすくなります。下の6項目は、堺市の実例でご相談のきっかけになった状況をチェックリストにしたものです。
内窓リフォーム検討度セルフチェック(6項目)
当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。
当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。
| 当てはまる数 | 読み取り方 |
|---|---|
| 0〜1個 | 今すぐ工事を急ぐ状態ではなさそうです。季節の変わり目に気になることが増えたら、あらためて見直してみてください。 |
| 2〜3個 | 窓に原因のある不便が出はじめている可能性があります。まずご自宅の窓ガラスが1枚か2枚かを確かめると、次の判断がしやすくなります。 |
| 4〜6個 | 堺市の実例と近い状況です。内窓の効果が出やすい条件がそろっている可能性が高いため、窓の数と大きさをもとにした見積りで実質負担を確かめる価値があります。 |
契約・着工から交付申請・還元まで、大きく4つの段階で進みます。交付申請ができるのは工事の完了・引渡し後で、手続きは登録事業者が窓口になるため、ご自身で複雑な書類を作る必要はありません。
内窓は既存の窓枠の内側に新しい窓を取り付ける工事のため、壁を壊す工程がありません。堺市南区の事例では「驚くほど早く工事が進み、あっという間に終わりました!」という声をいただいており、在宅のまま、普段の生活を続けながら立ち会えるのが特徴です。家具の移動が必要な場合も窓まわりだけで済むため、事前準備の負担は小さめです。
マドエコは大阪狭山市を拠点に、堺市を含む大阪市・南大阪エリアを中心として窓断熱リフォームを専門に手がけています。運営会社の株式会社CRAFTED JAPANは内装仕上業などの建設業許可(大阪府知事許可(般-6)第159388号)を持ち、「先進的窓リノベ」「大阪市住宅省エネ改修促進事業」を活用した補助金対応リフォームの登録事業者です。
ご相談の入り口でよく出てくる質問をまとめました。いずれも公開している施工事例と2026年8月時点の制度情報にもとづいています。住宅の条件で答えが変わる部分は、その旨を添えています。
堺市で内窓の補助金は今からでも間に合いますか?
先進的窓リノベ2026事業の申請期間は2026年3月31日から12月31日までですが、予算がなくなり次第終了します。2026年8月時点の受付状況は公式サイトで確認できます。時期が読めないため、検討中の方は早めの相談をおすすめします。
補助金の申請手続きは自分でやるのですか?
先進的窓リノベ2026事業は、登録された窓リノベ事業者を通じて申請する仕組みです。工事を依頼する事業者が窓口になるため、ご自身で書類一式を揃えて申請する必要はありません。
マンションでも内窓は付けられますか?
窓の内側に取り付ける工事のため、マンションでも設置できるケースが多くあります。実際に堺市南区の公団住宅やマンションでの施工事例があります。分譲の場合は管理規約の確認をおすすめします。
和室の窓にも内窓を付けられますか?
付けられます。堺市北区の事例では、障子を撤去して内窓を設置し、外からの視線が気になるというお悩みには型板ガラスという光を通しつつ視線をやわらげる仕様で対応しました。透明ガラスと同価格帯で選べる仕様です。
見積りだけでも相談できますか?
できます。LINEでのお見積り相談を受け付けているほか、電話(8:30〜18:30・土日祝も対応)やお問い合わせフォームでもご相談いただけます。
ご自宅の窓の数と大きさが分かれば、補助金を含めた実質負担の見通しを立てられます。マドエコはLINEでの見積り相談を受け付けており、窓の写真を送っていただくだけで概算のご案内が可能です。営業時間は8:30〜18:30、土日祝も対応しています。
「うちの窓だといくら?」に、堺市の実例を踏まえてお答えします。しつこい営業連絡はいたしません。
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