「うちの窓は3つ連なった変わった形だから、内窓は無理だろう」。大阪市港区で内窓工事を調べている方から、こうした諦めまじりの声を聞くことがあります。実際には、既製品で合わない窓に対応する方法があり、港区にはその実例もあります。
この記事では、大阪市港区の戸建住宅(築39年)で行った内窓+玄関ドアの工事実例をもとに、特殊な窓への対応、工事の段取り、費用と2つの補助金の併用までを解説します。大阪狭山市に本社を置く窓断熱リフォーム専門店マドエコがご案内します。
作成者 今井 淳雄(株式会社CRAFTED JAPAN 代表取締役・窓断熱リフォーム専門店マドエコ) プロフィール
作成日 2026年9月4日 最終更新日 2026年9月4日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約12分
築39年の戸建住宅で、内窓(二重窓)の設置と玄関ドアの交換を行った実例があります。全3期に分けた断熱リフォーム全体で工事総額は約330万円、補助金の併用により実質負担は約200万円でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 建物 | 大阪市港区の戸建住宅(築39年) |
| きっかけ | 「冬の寒さを少しでも抑えたい」(窓から伝わる冷気) |
| 工事 | 内窓の設置+玄関ドアの交換(カバー工法) |
| 採用製品 | YKK AP「ウチリモ」「プラマードU」 |
| 金額 | 全3期の総額約330万円→補助金併用で実質約200万円 |
ご相談の入り口は、築39年のお住まいで窓から伝わる冷気が気になる、という冬の悩みでした。窓は住まいの熱の出入りが集中する場所です。壁や床を触る大がかりな断熱改修に進む前に、まず窓から手を入れるのは、費用と効果のバランスの面で理にかなった順番です。この実例の詳細は港区・連窓対応の施工事例で公開しています。
採用したのは、YKK APの内窓「ウチリモ」と「プラマードU」です。内窓は既存の窓の室内側にもう一枚の窓を付け、間に空気の層を作ることで熱の行き来を抑える仕組みです。壁を壊す工程がないため、住みながらの工事がしやすいのも特徴です。国の「先進的窓リノベ2026事業」の補助金を活用し、住まい全体の断熱性能の向上を目指した計画でした。
施工が比較的暖かい時期だったため断熱効果をすぐに体感するのは難しかったものの、仕上がりの美しさに満足いただき、当初は保留にしていた窓への追加設置をその場でご依頼いただきました。さらに内窓だけでなく、玄関ドアの交換(カバー工法)もあわせて実施。「まず一部やってみて、納得できたら広げる」という進め方が実際に機能した実例です。
出典:金額・経過は施工事例ページ掲載の内容(2026年8月確認)。金額・効果は本実例の実績であり、同条件を保証するものではありません。
既製品だけではサイズや納まりが合わない連窓でも、現場の寸法に合わせた造作部材を製作して納める方法があります。港区の実例で最も工夫したのが、まさにこの部分でした。
連窓とは、複数の窓が横に連続して並ぶ構成のことです。こうした窓にメーカーの既製品をそのまま取り付けると、サイズが合わず見た目や仕上がりに違和感が出るケースが少なくありません。
港区の実例では、現場の寸法に合わせたオーダーメイドの造作部材を自社製作し、既存の窓枠との接合部分まで細かく調整することで、自然な仕上がりに納めました。マドエコの母体はオーダーメイド家具・建具を手掛ける木工メーカーで、既製品で対応できない特殊なサイズにも柔軟に対応できるのはこのためです。規格の古い窓サイズへの特注対応は、堺市南区の公団住宅の実例(総額50.9万円・実質32.1万円)でも行っています。「うちの窓は特殊だから」と諦める前に、窓の写真を添えてご相談ください。
「相談→現地採寸→見積り・契約→製作→工事」の順で進み、補助金の交付申請は工事の完了・引渡し後に事業者側で行います。壁を壊さないため、リフォームの中では段取りの読みやすい工事です。
港区の実例のように連窓や規格外サイズが含まれる場合も、追加で必要になるのは「採寸時の設計」と「造作部材の製作期間」であって、段取りの順番自体は変わりません。工事当日は「枠の取り付け→建具の吊り込み→調整」の3工程を窓ごとに繰り返し、開閉の感触と仕上がりをその場で一緒に確認して完了です。在宅での立ち会いをお願いしていますが、施工する部屋以外は普段どおり使えます。
現地採寸の前でも、窓の写真と数が分かれば概算の幅はお伝えできます。連窓や規格外サイズの疑いがあるかどうかも、写真である程度の見当が付きます。「思ったより高そうならやめる」「その範囲なら採寸に進む」という判断を早い段階でできるのが、この工程の意味です。
採寸では窓ごとの幅・高さに加えて、枠の歪み、カーテンレールやエアコンとの干渉、造作部材の要否とその寸法を確認します。港区の実例で連窓が自然に納まったのも、既存の窓枠との接合部分まで細かく調整する設計を、この段階で固めたからです。金額が確定するのも採寸後なので、迷いや不安はここで出し切っておくのが得策です。
港区の実例は全3期の総額約330万円・実質約200万円ですが、これは家全体を計画的に進めた場合の規模です。1期分・1部屋分の工事なら、大阪市内の実例で総額34万〜106万円程度の幅があります。
費用を動かす主な要素は「窓の数と範囲」「窓のサイズと形(連窓・規格外は造作対応)」「ガラスの性能」「玄関ドアなど窓以外の開口部を含めるか」の4つです。補助金額は工事内容・製品の性能区分・窓のサイズで1件ずつ決まるため、実例と同じ金額になることを保証するものではありません。ご自宅の条件での金額は、採寸後の見積りで確かめてください。大阪市内の費用感の全体像は内窓リフォームの完全ガイドでも整理しています。
支払いの流れにも触れておくと、補助金は工事完了後の交付申請を経て戻ってくる形が基本です。一時的には総額に近い支出が発生するため、交付までの立て替え期間を家計のスケジュールに織り込んでおくと安心です。港区の実例のように期を分ける進め方は、この一時支出を分散させる意味でも働きます。
港区の実例では、国の「先進的窓リノベ2026事業」と「大阪市住宅省エネ改修促進事業」の2つを併用して、実質負担を約200万円まで抑えました。制度ごとに要件と受付状況が異なるため、併用の可否は工事内容に合わせた確認が必要です。
| 項目 | 内容 | 確認先 |
|---|---|---|
| 制度名 | 先進的窓リノベ2026事業(環境省) | 公式サイト |
| 補助上限 | 住宅1戸あたり100万円 | 同上 |
| 対象の下限 | 1申請あたり合計補助額5万円以上 | 同上 |
| 申請期間 | 2026年3月31日〜2026年12月31日 | 同上 |
| 申請方法 | 登録された窓リノベ事業者を通じて申請 | 同上 |
補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。交付申請ができるのは工事の完了・引渡し後(受付は2026年12月31日まで・予算上限あり)で、交付申請の予約は任意です(時期は最初の工事に着手した以降・受付は2026年11月16日まで)。制度名・上限額・期間・対象工事はいずれも2026年8月時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。
大阪市にお住まいの場合は、国の制度に加えて市の制度を使える場合があるのが強みです。大阪市の制度の最新情報は大阪市の窓補助金の解説記事にまとめています。どちらの制度も予算の上限があり、受付状況は変動するため、「使えるうちに、使える工事から」が現実的な考え方です。申請手続きは登録事業者であるマドエコが行うので、制度の細部を覚える必要はありません。
スケジュール面では、交付申請の受付が2026年12月31日まで(予算上限に達し次第終了)である点に注意が必要です。製品の製作期間を考えると、冬の寒さ対策なら秋のうちに採寸と見積りまで済ませておくのが安全な逆算です。受付状況は先進的窓リノベ2026事業の公式サイトでいつでも確認できます。
一度の出費を抑えながら、家全体の断熱を計画的に底上げできることです。港区の実例は、まず一部を工事し、仕上がりに納得してから範囲を広げる形で全3期を進めました。
内窓工事は1窓単位で完結するため、「全部やるか、やらないか」の二択ではありません。悩みの強い部屋から始めれば、効果と仕上がりを確かめたうえで次の範囲を判断できます。港区の実例で追加設置がその場で決まったのも、最初の工事の仕上がりが判断材料になったからです。「全部やる予算はないから諦める」のではなく、「今回はここまで」と区切れることが、内窓工事の使い勝手の良さでもあります。
ただし、期を分けると製作・工事・申請の手続きがその都度発生します。まとめて工事したほうが段取りの効率が良い場合もあるため、「どの窓を、どの順番で、何期に分けるか」は見積りの段階で比較するのがおすすめです。範囲の設計に迷ったら、7問でわかる夏の暑さ診断や冷房費シミュレーションで悩みを数字にしておくと、優先順位が付けやすくなります。
あります。熱の出入りは窓と玄関ドアなどの開口部に集中するため、まとめて手を入れると住まい全体の断熱の底上げにつながります。港区の実例でも内窓とあわせて玄関ドアを交換しました。
玄関ドアの交換もカバー工法なら既存の枠を活かして施工でき、内窓と同じく大がかりな解体を伴いません。玄関の寒さ・重い開閉・古さが気になっているなら、窓の工事と同じタイミングで検討する価値があります。詳しくは玄関ドアリフォームの完全ガイドをご覧ください。
段取りの面でも、窓と玄関ドアを同じ計画に載せると採寸・見積り・申請の手続きをまとめられます。玄関ドアも「先進的窓リノベ2026事業」で窓とあわせた工事が対象になり得るため、開口部全体でどこまでやるかを見積り段階で比較するのが効率的です。(対象条件の詳細は制度の公式情報でご確認ください。)
冬の寒さ・夏の暑さの緩和に加えて、結露の抑制と防音が期待できます(効果は住宅条件により異なります)。築年数が古い住まいほど、窓の性能差は体感に出やすくなります。
住まいの熱の出入りでは、冷房時に室内へ入る熱の約73%が窓など開口部からというモデル試算があります(低断熱住宅の場合)。冬は逆向きに熱が逃げ、窓が冷えて結露が出ます。内窓が作る空気の層はこの熱の行き来を抑え、あわせて音もやわらげます。窓の高断熱化により戸建てモデル住戸で光熱費が年間およそ2.2〜2.7万円削減されるという試算も公表されています(モデル試算・条件により異なります)。築39年の港区の実例のように、単板ガラス+アルミサッシの窓が残る住まいは、内窓の効果が出やすい条件がそろっています。
防音についても、内窓を設置した堺市南区の実例で「思っていた以上に外の音が静かになった」という声があります。空気の層は熱だけでなく音の伝わりもやわらげるため、幹線道路や線路の近くにお住まいの場合は、断熱と防音の一石二鳥が狙えます。結露に悩んでいる場合は、窓面が冷えにくくなることで抑制も期待できます(いずれも効果は住宅条件により異なります)。
出典:「約73%」「2.2〜2.7万円」は日本サッシ協会2025のモデル試算。実例の内容・声は各施工事例ページより原文引用(2026年8月確認)。
窓の形と住まいの条件を6項目で確かめてみてください。当てはまる項目が多いほど、既製品の枠にとらわれない相談の仕方が向いています。
内窓工事・造作対応の要チェック度(6項目)
当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。
当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。
| 当てはまる数 | 読み取り方 |
|---|---|
| 0〜1個 | 標準的な内窓工事で対応できる可能性が高い状態です。窓の写真からの概算相談で、費用感を早めにつかめます。 |
| 2〜3個 | 採寸時の設計がポイントになるタイプです。連窓や規格外サイズの窓は、写真を添えて相談すると話が早く進みます。 |
| 4〜6個 | 港区の実例と近い条件です。造作対応と期分け・補助金併用まで含めた計画を、見積りの段階で比較する価値があります。 |
連窓への対応と費用・補助金に関するご質問を中心にまとめました。いずれも実例と2026年8月時点の情報にもとづいています。
大阪市港区で内窓工事の実例はありますか?
あります。築39年の戸建住宅で内窓設置と玄関ドア交換を行った実例を、施工事例ページで公開しています。全3期に分けた断熱リフォーム全体の工事総額は約330万円、2つの補助金の併用で実質負担は約200万円でした。
3つ並んだ連窓にも、内窓を付けられますか?
付けられる場合があります。既製品だけではサイズや納まりが合わないケースでも、港区の実例では現場の寸法に合わせた造作部材を自社製作して設置しました。まずは窓の写真を添えてご相談ください。
玄関ドアの交換も、内窓と一緒に頼めますか?
頼めます。港区の実例では、内窓の設置とあわせて玄関ドアの交換(カバー工法)も実施しました。開口部をまとめて計画すると、住まい全体の断熱の底上げにつながります。
補助金は2つ併用できるのですか?
併用できた実例があります。港区の実例では「大阪市住宅省エネ改修促進事業」と国の「先進的窓リノベ2026事業」を併用しました。それぞれ要件・予算・受付状況が異なるため、最新の条件確認が必要です。
工事は一度に全部やらないとだめですか?
いいえ。港区の実例は全3期に分けて計画的に進めました。悩みの強い窓から始めて範囲を広げていく進め方もでき、実際にこの実例でも仕上がりを見て追加設置をその場で決められています。
窓の写真2枚(全体と、ガラスの合わせ目を横から)を撮ることからです。連窓や規格外サイズかどうかも写真である程度判断でき、対応方法と概算まで実例を踏まえてお答えできます。
マドエコは大阪市港区を含む大阪市・堺市・南大阪エリアで窓断熱リフォームを手がける専門店です。大阪狭山市大野西の本社を拠点に、内装仕上業などの建設業許可(大阪府知事許可(般-6)第159388号)を持つ、「先進的窓リノベ」「大阪市住宅省エネ改修促進事業」活用の登録事業者。営業時間は8:30〜18:30、土日祝も対応しています。
港区の実例を踏まえて、工法・造作対応の要否・費用の目安をお答えします。しつこい営業連絡はいたしません。
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