内窓の補助金が対象外になるケースは?よくある8つの落とし穴 | コラム(断熱リフォームの​豆知識)|補助金活用でお得に! | 堺市・大阪狭山市の窓断熱リフォーム専門店マドエコ

豆知識 内窓リフォーム 補助金情報 夏の悩み 冬の悩み

内窓の補助金が対象外になるケースは?よくある8つの落とし穴

内窓の補助金が対象外になるケースは?よくある8つの落とし穴

「うちの工事は補助金の対象になると思っていたのに、対象外だった」。内窓の補助金でいちばん避けたいのは、この行き違いです。対象外になるケースには型があり、事前に知っていればほぼ避けられます。

この記事では、先進的窓リノベ2026事業の公式情報(2026年8月21日確認)にもとづいて、内窓の補助金が対象外になる8つのケースと、その避け方を順に解説します。登録事業者の窓断熱リフォーム専門店マドエコがご案内します。

作成者 今井 淳雄(株式会社CRAFTED JAPAN 代表取締役・窓断熱リフォーム専門店マドエコ) プロフィール

作成日 2026年9月6日 最終更新日 2026年9月6日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約20分

内窓の補助金が対象外になるのは、どんなケースですか?

大きく分けて8つあります。「過去に受給した窓」「着手時期」「対象外の製品」「補助額の下限」「登録事業者以外との契約」「ドア単独の工事」「新築」「期限・予算切れ」です。

対象外になるケース ひとことで言うと
① 過去に受給した開口部同じ窓に二度は使えない
② 着手時期が対象外2025年11月28日より前の着手は対象外
③ 性能要件を満たさない製品対象製品リスト外の内窓は対象外
④ 補助額が5万円未満合計補助額に下限がある
⑤ 登録事業者以外と契約申請の手続きができない
⑥ ドア単独の工事窓の工事との同一契約・同時申請が条件
⑦ 新築・建て替え対象は既存住宅のリフォーム
⑧ 期限後・予算到達後受付が締まった後は申請できない

ひとつずつ、「なぜ対象外になるのか」と「どう避けるのか」を見ていきます。先に全体の受け皿を言っておくと、⑤の登録事業者との契約さえ守れば、①〜④と⑥は見積りの段階で事業者側が検査できます。つまり施主様が暗記する必要はなく、確認の順番だけ知っていれば十分です。

出典:対象要件は先進的窓リノベ2026事業 公式サイト事業概要ページ(2026年8月21日確認)にもとづく整理です。

なぜ「対象だと思っていた」が起きるのか

行き違いの多くは、制度の情報が「対象になる条件」の形で語られがちなことから来ています。「内窓は補助対象です」という情報は正しいのですが、そこに着手時期・製品・契約・申請の条件が付いていることまでは、短い見出しや紹介文では伝わりません。さらに、過去年度の制度の記事や動画が検索に残っていて、今年の要件と混ざってしまうことも混乱のもとです。この記事は2026年8月21日時点の2026事業の公式情報だけを根拠にしているので、古い情報と食い違ったら公式サイトで最新を確かめてください。特に手続きの時系列(交付申請は工事完了後・予約は任意で着工後)は、年度によって説明のされ方が変わってきた部分なので注意が必要です。

① 過去に補助金を受けた窓は、なぜ対象外なのですか?

同じ開口部への重複支援を避けるためです。先進的窓リノベ事業(令和4年度補正)・2024事業・2025事業で交付を受けた開口部は、2026事業の対象から除かれています。

注意したいのは、対象外になるのは「その開口部(窓)」であって「その家全体」ではないことです。例えばリビングの窓は昨年の制度で内窓を付けたが、寝室と和室はまだ、という場合、寝室と和室の窓は2026事業の対象になり得ます。過去にどの窓で補助金を使ったかが曖昧な場合は、当時の契約書類や申請書類で確認できます。工事を頼んだ事業者に照会するのも確実な方法です。

「家全体を何年かに分けて断熱していく」計画は、この仕組みと相性が良い進め方です。大阪市港区の実例では、全3期に分けた計画的なリフォームで住まい全体の断熱を底上げしました。詳しくは港区・全3期の施工事例をご覧ください。

「窓単位」の判定を、見積りにどう活かすか

この仕組みを前向きに読むと、「毎年、悩みの強い窓から順に対象へ載せていける」ということです。例えば今年はリビングと寝室、来年は和室と水まわり、という分け方をしても、それぞれの年の制度でそれぞれの窓が対象になり得ます(各年度の制度の有無・要件によります)。一度にまとめるか、期を分けるかは、予算・立て替え負担・製度のスケジュールの3点で比較するのが現実的です。迷う場合は、両方のパターンで見積りを出してもらうと判断がはっきりします。

なお、過去に受給したのが「窓リノベ系」ではなく別の制度だった場合の扱いは、制度の組み合わせによって異なります。「昔なにかの補助金を使った気がする」という曖昧な状態でも、当時の書類か工事内容が分かれば事業者側で確認の道筋を付けられるので、そのまま相談してしまうのが早道です。

② 工事の時期で対象外になるのは、どんな場合ですか?

2025年11月28日より前に対象工事へ着手していた場合です。ここでいう対象工事とは、工事請負契約等に含まれるリフォーム全体を指します。

見落としやすいのは「リフォーム全体」という部分です。内窓の設置自体が2025年11月28日以降でも、同じ契約に含まれる他の工事がそれより前に始まっていれば、着手時期の判定に関わります。大規模リフォームの一部として内窓を入れる場合は、契約の切り分けを含めて事業者と設計する必要があります。

また、工事前の写真撮影が必須です。「工事してしまってから申請だけ頼む」ことはできないため、補助金を使う前提なら、工事より先に事業者へ相談する順番が崩せません。

キッチン改装のついでに内窓、は要設計

ありがちなのが、キッチンや浴室の改装が先に走っていて、途中から「せっかくなら窓も」と内窓を足すパターンです。この場合、同じ契約に入れるのか、窓の工事だけ別契約に切り出すのかで着手時期の判定が変わり得ます。どちらが対象に収まるかはケースバイケースなので、自己判断で契約書を作る前に、登録事業者へ工事全体の計画を伝えて設計してもらうのが安全です。「後から言うと面倒がられるのでは」と遠慮する必要はありません。申請実務を担うのは事業者側なので、情報が早いほど設計の選択肢が増えます。

③ 製品選びで対象外になることは、ありますか?

あります。補助対象は、本事業の性能要件を満たすことが確認された製品(窓・ガラス・ドア)に限られます。ホームセンターの簡易内窓キットやDIYの二重窓は対象になりません。

補助額は「製品の性能と大きさ、住宅の建て方」に応じた製品ごとの定額の積み上げで決まります。性能の高い製品ほど補助額の区分も大きくなる設計です。マドエコの実例で使っているLIXIL「インプラス」やYKK AP「ウチリモ」「プラマードU」は、対象製品として申請実績のあるシリーズですが、最終的には見積り段階で製品型番ごとに対象かどうかを事業者が確認します。

DIYの断熱シートやカーテンで様子を見るか、制度を使って内窓を入れるかで迷っている場合は、窓の断熱シートの効果を検証した記事が判断材料になります。ガラスの選び分け(遮熱・断熱・型板)はLow-Eガラスの完全ガイドにまとめています。

対象工事は内窓だけではない

補助対象工事には、内窓設置のほかにガラス交換、外窓交換(カバー工法・はつり工法)、ドア交換(同一契約・同時申請の条件付き)があります。サッシの傷みが激しい窓は、内窓を足すより窓ごと交換(カバー工法)のほうが住み心地の面で正解のことがあり、その場合もカバー工法として制度の対象になり得ます。工法の選び分けは内窓リフォームの完全ガイドと外窓交換(カバー工法)の完全ガイドで整理しています。「内窓ありき」で考えるより、窓の状態から工法を選ぶほうが、結果的に制度もうまく使えます。

④ 補助額5万円未満とは、どういうことですか?

交付申請は、1申請あたりの合計補助額が5万円以上の工事が対象です。工事の規模が小さいと、この下限に届かず対象外になる場合があります。

下限は「工事費5万円」ではなく「補助額の合計5万円」です。補助額は製品の性能・大きさ・建て方で決まる定額の積み上げなので、小さな窓1枚だけの工事では届かないことがあり得ます。逆に、複数の窓をまとめれば下限は自然に超えていきます。

「今回はトイレの小窓だけ」と考えている場合でも、寒さや結露に悩んでいる他の窓と同じ申請にまとめると、下限の問題が消えるうえ、採寸・工事・立ち会いの段取りも一度で済みます。同じ日に複数の窓を施工すれば、生活への影響も一度きりです。どの窓を同じ申請に載せるかは、見積りの段階で事業者と設計できます。

下限を「工事を広げる口実」にしない

気をつけたいのは、下限を超えるために必要のない窓まで工事対象に加えてしまうことです。制度は費用を抑える手段であって、工事を増やす理由ではありません。悩みの実感がある窓だけで下限に届かないなら、「今回は補助金なしの小工事にする」「悩みが増えたときにまとめて制度を使う」という判断も十分に合理的です。事業者の側から見ても、無理に広げた工事は満足度につながりません。悩みの優先順位が先、制度の設計は後。この順番だけ守れば、下限の存在はそれほど怖いものではありません。

⑤ 業者選びで対象外になるのは、なぜですか?

交付申請等の手続きは、事務局に登録された窓リノベ事業者だけが行えるからです。発注者個人が直接申請する道はなく、未登録の業者と契約すると申請そのものができません。

登録事業者は、補助対象者(施主様)に代わって交付申請を行い、交付された補助金を契約代金への充当、または現金(交付から遅くとも2か月以内)で還元する仕組みです。どちらの方法で還元するかは、事前に両者で合意しておくことになっています。

契約前の確認はシンプルで、「先進的窓リノベ2026事業の登録事業者ですか」と聞くだけです。あわせて、見積りに総額と補助金見込みが分けて書かれているかを見れば、制度を正しく扱う事業者かどうかの見分けになります。マドエコは「先進的窓リノベ」「大阪市住宅省エネ改修促進事業」活用の登録事業者です。

還元方法は「充当」か「現金」の2つ

補助金の受け取り方も、契約前に確認しておきたいポイントです。登録事業者からの還元は「契約代金に充当する方法」と「現金で支払う方法」の2つで、どちらにするかは事前の合意事項です。充当なら支払い総額が最初から圧縮され、現金なら交付後に戻ってくる形になります。どちらでも損得はありませんが、家計の資金繰りには影響するので、見積りの場で「還元はどちらの方式ですか」と確認しておくと、支払いの見通しが立てやすくなります。

登録事業者かどうかは、口頭確認だけで不安が残るなら、見積りや自社サイトでの登録の明示を確認する方法もあります。「登録手続き中」という説明のまま契約を急がされる場合は、交付申請(予約を含む)までに登録が間に合うのかを具体的に確認してください。制度上、交付申請または交付申請の予約までに事業者登録が必要と定められており、登録がなければ、工事がどれほど良くても申請には載りません。

補助金の対象に収まる進め方と対象外になりやすい進め方を左右で対比した図 図1 対象に収まりやすい進め方・対象外になりやすい進め方 対象に収まりやすい進め方 対象外になりやすい進め方 登録事業者に工事前に相談 対象製品で見積りを取る 窓をまとめて1申請に設計 ドアは窓と同一契約に 工事後に申請だけ頼む DIY・対象外製品で施工 小規模工事を別々に発注 ドア単独で交換する 分かれ目は工事の腕前ではなく、契約と申請の設計です。 対象要件は公式情報(2026年8月21日確認)にもとづきます。 出典:マドエコ(2026年8月時点の整理)

⑥ 玄関ドアだけの交換は、対象になりますか?

なりません。ドア交換は「他の窓の工事と同一の契約であり、同時に申請する場合のみ」補助対象と定められています。

制度上は、屋外から施錠できる建具がドア、それ以外が窓と区別されます。玄関や勝手口のドアが古くて寒い場合でも、ドアだけを単独で交換すると対象外です。逆に、内窓の設置と同じ契約でドア交換も行えば、ドアも補助対象に含められます。

大阪市港区の実例は、まさに内窓とあわせて玄関ドアの交換(カバー工法)を行った形です。開口部をまとめて計画することは、対象要件の面でも、住まい全体の断熱の面でも合理的な進め方といえます。玄関の寒さが気になっている方は玄関ドアリフォームの完全ガイドもご覧ください。

勝手口の扉も、屋外から施錠できる建具であれば制度上はドアの扱いです。「玄関は今回見送るが勝手口だけ替えたい」という場合も、単独では対象外になるため、窓の工事と同じ契約にまとめる設計が前提になります。冬のキッチンの寒さは勝手口と窓の両方から来ていることが多く、まとめて対策する意味は体感の面でも大きい場所です。

⑦ 新築や建て替えの窓は、対象ですか?

対象外です。先進的窓リノベ2026事業の補助対象は、既存の住宅・非住宅建築物に行う開口部の断熱改修(リフォーム)です。

新築の窓性能は建てる段階の仕様で決めるものとして、制度の守備範囲が分かれています。一方で「中古住宅を買ってから窓を断熱する」のはリフォームなので対象になり得ます。住み替え直後は寒さ・暑さのギャップに気づきやすい時期でもあり、堺市北区の実例も、マンションから木造戸建への住み替えで感じた寒さがきっかけでした。中古住宅の購入と窓の断熱をセットで考えるのは、制度の使い方として理にかなっています。

住み替え・購入のタイミングで動くなら、入居前の空き家状態は工事の絶好機です。家具の移動が要らず、生活への影響もありません。引っ越し前後は出費がかさむ時期だからこそ、補助金で実質負担を抑えられる意味も大きくなります。ご自宅(または購入予定の住まい)の窓がどれくらい熱の弱点になっているかは、7問でわかる夏の暑さ診断で当たりを付けられます。

⑧ 期限や予算で対象外になるのは、どんな場合ですか?

交付申請の受付(遅くとも2026年12月31日まで)に間に合わない場合と、それより前に予算上限(100%)に達して受付が終了した場合です。2026年8月21日時点の申請額の割合は18%(概算値)です。

相談から採寸見積り、契約製作、工事完了、交付申請までを期限からの逆算で示した図 図2 対象外を避けるための逆算スケジュール STEP 1 秋まで 登録事業者に相談し 採寸・見積りまで STEP 2 契約・製作 対象製品を確認して 発注・製作期間を確保 STEP 3 工事完了 完了・引渡しを 年末より手前に設定 STEP 4 12/31まで 完了・引渡し後に 事業者が交付申請 交付申請は工事の完了・引渡し後。予算上限に達すると期限より早く締まります。 交付申請の予約は任意(最初の工事着手後・有効期間は提出から3か月または2026年12月31日の早い方)。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式情報(2026年8月時点の整理)

予算の割合は公式サイトのトップページで毎日確認できます。割合の先読みはできませんが、内窓には製品の製作期間があるため、「冬に入ってから慌てて相談」がいちばん分の悪い動き方です。期限と予算の仕組みは窓リフォーム補助金の完全ガイドでも詳しく解説しています。

予算18%をどう読むか

2026年8月21日時点の申請額の割合は18%(概算値・審査中を含む)です。この数値だけで「余裕がある」とも「急ぐべき」とも断定はできませんが、確実に言えるのは、割合は積み上がる一方で下がらないことと、締切間際は毎年、工事も申請も混み合うことです。数値の先読みに時間を使うより、自分の工事の完了時期を年末より手前に置く。それが個人にできる唯一で最大の対策です。

「交付申請の予約」という保険

関連する仕組みとして、交付申請の予約があります。予約は任意の手続きで、提出すると一定期間、補助金額が確保されます。予約できる時期は「対象製品の決定と、契約工事全体の最初の工事への着手」より後で、有効期間は提出から3か月または2026年12月31日の早いほうまでです。工事の完了が年末に近づきそうな計画では、予約を使うかどうかを事業者と相談しておくと、予算切れへの備えになります。なお「着工前に予約しないと対象外」という説明を見かけたら、それは誤りです。予約はあくまで任意で、時期も着工後と定められています。

賃貸や分譲マンションでは、どうなりますか?

制度は戸建・集合住宅によらず、既存住宅の開口部断熱改修を対象としています。分譲マンションの内窓は専有部の工事として進めやすく、実例もあります。

マンションの場合、外側の窓・サッシは共用部にあたるため勝手に交換できませんが、内窓は室内側に付ける工事なので、多くの場合は管理規約の確認で進められます。大阪市中央区のマンションでは、大阪市の補助金制度を活用して総額82.3万円の内窓工事の実質負担が22.4万円になりました。詳しくは中央区・マンション内窓の施工事例をご覧ください。賃貸にお住まいの場合は建物の所有者(大家さん・管理会社)側の判断が関わるため、まずは所有者への相談が入り口になります。

団地・公団の窓も対象になり得る

築年数の古い団地・公団住宅では、窓のサイズが今の規格と合わず、「うちの窓には付けられないのでは」と心配される方が少なくありません。堺市南区の公団住宅では、特注対応で内窓を設置し、総額50.9万円・実質負担32.1万円という実例があります。規格の古さは対象外の理由にはならず、製品と納まりの設計で解決できる領域です。「もう古い家だから対象外だろう」という思い込みで検討をやめてしまうのが、いちばんもったいないパターンです。制度はむしろ、断熱性能の低い古い窓ほど改善の幅が大きい住まいのためにあります。

管理規約で見るポイント

分譲マンションで内窓を検討するときに確認するのは、専有部の工事に関する届け出の要否、工事可能な曜日・時間帯、資材搬入のルールあたりです。内窓は壁を壊さず、完成した建具を運び入れて取り付ける工事なので、規約面で止まるケースはまれですが、届け出が必要な管理組合はあります。中央区の実例のようにマンションでの施工実績がある事業者なら、届け出書類の書き方も含めて相談できます。

補助金の対象に収めた窓リフォーム実例3件の工事総額と実質負担を比べた横棒グラフ 図3 対象に収めた実例の総額と実質負担 中央区 82.3万円 補助59.9万→実質22.4万円 東住吉区 約51.4万円 補助37.3万→実質約14.1万円 住吉区 34.3万円 補助8.6万→実質25.7万円 規模が違っても、いずれも下限(補助額5万円)を満たして申請に載っています。 各実例の施工事例ページに掲載の実測値です(2026年8月確認)。 出典:マドエコ施工事例

補助金額は工事内容・製品の性能区分・窓のサイズ・使える制度で1件ずつ決まるため、実例と同じ金額になることを保証するものではありません。

この3件に共通するのは、いずれも「工事の前」に相談が始まっていることです。対象製品の選定、申請に載せる窓の設計、工事前写真の撮影、完了後の交付申請という一連の流れが、最初から制度を前提に組まれています。対象外の8ケースをすべて事前に潰せるのは、この順番だからこそです。東住吉区の実例の詳細は東住吉区・内窓の施工事例で公開しています。

大阪市の制度でも、対象外の考え方は同じですか?

考え方の骨組みは似ていますが、要件・補助額・受付期間は制度ごとに別に定められています。国の制度で対象でも、市の制度では対象外(またはその逆)があり得ます。

大阪市にお住まいなら、国の先進的窓リノベ2026事業に加えて「大阪市住宅省エネ改修促進事業」を使える場合があり、併用で実質負担を大きく抑えた実例(港区・全3期総額約330万円→実質約200万円)もあります。市の制度の要件は年度や予算状況で変わるため、最新情報は大阪市の窓補助金の解説記事と公式情報でご確認ください。併用の設計も含めて、登録事業者側で整理して提案するのが通常の進め方です。

注意点として、国と市で「対象外の線」がずれている可能性を常に頭に置いてください。例えば着手時期・対象製品・申請時期の定めは制度ごとに独立しています。併用を狙う場合は、両方の要件を同時に満たす工事設計になっているかを、見積りの段階で事業者に確認するのが確実です。「国の制度でOKだったから市も大丈夫だろう」という推測が、いちばん起きやすい行き違いです。

対象外を避けるために、何を確認すればよいですか?

契約前に次の6点を順に確認すれば、8つのケースはほぼ塞げます。暗記は不要で、見積りの場で1つずつ聞けば十分です。

01登録事業者か。「先進的窓リノベ2026事業の登録事業者ですか」と直接確認する

02対象製品か。見積りの製品型番が性能要件を満たす対象製品かを確認する

03補助額の下限。合計補助額が5万円以上になる工事設計かを確認する

04過去の受給歴。同じ窓で過去に補助金を使っていないか、書類や事業者への照会で確認する

05ドアの扱い。ドア交換を含む場合、窓の工事と同一契約・同時申請になっているか確認する

06日程。工事完了・引渡しが年末より手前に収まる逆算になっているか確認する

この6点が見積りと契約書の上で確認できれば、あとは事業者側の申請実務に載せるだけです。逆に、どれかを曖昧にしたまま進めると、工事は完了したのに申請に載らないという最悪の形になりかねません。確認は遠慮ではなく、双方のための段取りです。

見積りの形式面では、「対象の窓の特定」「ガラス・枠の仕様」「補助金見込みの分離表記」の3点がそろっているかも見てください。「工事一式」とだけ書かれた見積りは、どの窓が申請に載るのかが読めず、対象外の落とし穴に気づく機会も失われます。総額と補助見込みが分けて書かれた見積りは、それ自体が制度を正しく扱う事業者であることの証明にもなります。

項目 内容 確認先
制度名先進的窓リノベ2026事業(環境省)公式サイト
補助上限住宅1戸あたり100万円同上
対象の下限1申請あたり合計補助額5万円以上同上
申請期間2026年3月31日〜2026年12月31日同上
申請方法登録された窓リノベ事業者を通じて申請同上

補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。交付申請ができるのは工事の完了・引渡し後(受付は2026年12月31日まで・予算上限あり)で、交付申請の予約は任意です(時期は最初の工事に着手した以降・受付は2026年11月16日まで)。制度名・上限額・期間・対象工事はいずれも2026年8月時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

8つのケースを、結局どう覚えておけばよいですか?

「工事の前に、登録事業者に相談する」。この1行に集約されます。8つのうち施主様側の準備で決まるのは日程と過去の受給歴くらいで、残りは事業者側の設計と検査で塞げるものだからです。

対象外の情報を集めるほど不安になってきたら、順番が逆になっているサインです。制度の勉強を完璧にしてから相談するのではなく、窓の悩みと写真を持って相談し、制度の検査は実務側に任せる。本記事の8ケースは「相談の場で何を聞けばよいか」のチェックリストとして使ってください。暗記した知識より、見積りと契約書の上で確認された事実のほうが確実です。

我が家の工事は、対象に収まりそうですか?

計画の状態を6項目で確かめてみてください。チェックが多いほど、対象に収まる設計が進んでいる状態です。

補助金対象チェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個検討の入り口です。まず登録事業者への相談から始めると、残りの項目は見積りの過程で自然に埋まっていきます。
2〜3個骨組みはできています。製品の対象確認と日程の逆算を見積りの場で詰めれば、対象外の芽はほぼ消せます。
4〜6個対象に収まる設計がほぼ整っています。見積りの最終確認と契約のタイミングだけ、予算の受付状況とあわせて判断してください。

補助金の対象外について、よくいただくご質問は?

対象・対象外の境目に関するご質問をまとめました。いずれも2026年8月21日時点の公式情報にもとづいています。

過去に補助金を使った窓に、もう一度内窓の補助金は使えますか?
使えません。先進的窓リノベ事業(令和4年度補正)・2024・2025の各事業で交付を受けた開口部は、2026事業の対象から除かれています。ただし、まだ工事していない別の窓は対象になり得ます。

自分で交付申請すれば、好きな業者で工事できますか?
できません。交付申請等の手続きは事務局に登録された窓リノベ事業者が行う仕組みで、発注者個人が直接申請する道はありません。契約前に登録事業者かどうかの確認が必要です。

玄関ドアの交換だけでも、補助金は出ますか?
出ません。ドア交換は、他の窓の工事と同一の契約で、同時に申請する場合のみ対象です。内窓の設置などとあわせて計画すれば、ドアも対象に含められます。

小さな窓1枚だけの工事でも、対象になりますか?
補助額の合計が5万円以上になれば対象です。補助額は製品の性能・大きさ・建て方で決まる定額の積み上げなので、工事の規模によっては下限に届かない場合があります。見積り時に事業者が確認できます。

マンションの内窓も対象ですか?
対象になり得ます。制度は戸建・集合住宅によらず既存住宅の開口部断熱改修を対象としており、大阪市中央区のマンションでは総額82.3万円の内窓工事の実質負担が22.4万円になった実例があります。

対象かどうかの確認は、何から始めればよいですか?

窓の写真2枚(全体と、ガラスの合わせ目を横から)と「過去に補助金を使ったかどうか」を伝えることからです。工事内容の当たりが付けば、対象可否と概算を同時に確認できます。

マドエコは大阪市・堺市・南大阪エリアで窓断熱リフォームを手がける専門店です。大阪狭山市大野西の本社を拠点に、内装仕上業などの建設業許可(大阪府知事許可(般-6)第159388号)を持つ、「先進的窓リノベ」「大阪市住宅省エネ改修促進事業」活用の登録事業者。営業時間は8:30〜18:30、土日祝も対応しています。

LINEで窓の写真を送って、補助金の対象かどうかを確認する

8つの対象外ケースに当たらないか、実例を踏まえて無料でお答えします。しつこい営業連絡はいたしません。

LINEで見積り相談をする(無料)

この記事と関連するコラムページも見る

もっと知りたい方はこちらのページもオススメです!

他のコラムページも見る

最新の情報を他にもチェックしてみましょう!

お問い合わせ
電話発信中のフリーアイコン (1)
072-200-3543