「国の補助金と大阪市の補助金、両方使えたら大きいのに」。窓リフォームの費用を調べ始めた大阪市の方なら、一度は考える組み合わせです。結論からいえば、2つの補助金を併用して実質負担を大きく抑えた実例が、実際にあります。
この記事では、大阪市港区の実例(総額約330万円→実質約200万円)をもとに、併用できる制度の全体像、手続きの進み方、気をつけるべき点を整理します。両制度の活用実績がある窓断熱リフォーム専門店マドエコがご案内します。
作成者 今井 淳雄(株式会社CRAFTED JAPAN 代表取締役・窓断熱リフォーム専門店マドエコ) プロフィール
作成日 2026年9月5日 最終更新日 2026年9月5日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約9分
併用できた実例があります。大阪市港区の戸建住宅では「大阪市住宅省エネ改修促進事業」と国の「先進的窓リノベ2026事業」を併用し、全3期の工事総額約330万円に対して実質負担を約200万円まで抑えました。
窓の断熱リフォームに使える補助金は、大きく「国の制度」と「自治体の制度」の2階建てで考えると整理しやすくなります。大阪市にお住まいの場合、国の先進的窓リノベ2026事業に加えて、大阪市の制度を使える場合があるのが強みです。港区の実例の詳細は港区・2補助金併用の施工事例で公開しています。
ただし、どの制度をどう組み合わせられるかは、工事の内容と各制度の要件・受付状況で1件ずつ変わります。この記事では「併用が実際に成立した形」を実例で示しつつ、確認すべきポイントを順に見ていきます。
国の「先進的窓リノベ2026事業」と、大阪市の「大阪市住宅省エネ改修促進事業」です。国の制度は対象製品を使う窓リフォームで最大100万円/戸の補助が受けられます。
| 項目 | 内容 | 確認先 |
|---|---|---|
| 制度名 | 先進的窓リノベ2026事業(環境省) | 公式サイト |
| 補助上限 | 住宅1戸あたり100万円 | 同上 |
| 対象の下限 | 1申請あたり合計補助額5万円以上 | 同上 |
| 申請期間 | 2026年3月31日〜2026年12月31日 | 同上 |
| 申請方法 | 登録された窓リノベ事業者を通じて申請 | 同上 |
補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。交付申請ができるのは工事の完了・引渡し後(受付は2026年12月31日まで・予算上限あり)で、交付申請の予約は任意です(時期は最初の工事に着手した以降・受付は2026年11月16日まで)。制度名・上限額・期間・対象工事はいずれも2026年8月時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。
大阪市の制度(大阪市住宅省エネ改修促進事業)は、要件・補助額・受付期間が年度や予算状況で変わるため、検討のタイミングで最新の公式情報の確認が必要です。概要と最新動向は大阪市の窓補助金の解説記事にまとめています。マドエコは両制度の活用実績がある登録事業者なので、「うちの工事はどちらが(両方が)使えるか」の当たり付けから相談できます。
港区の実例では、全3期の工事総額約330万円が実質約200万円になりました。大阪市の制度を活用した中央区の実例では、総額82.3万円が実質22.4万円です。
| 実例(リンク先に詳細) | 使った制度 | 金額(総額/補助/実質) |
|---|---|---|
| 港区・戸建(全3期) | 大阪市+国の併用 | 約330万円/併用/約200万円 |
| 中央区・マンション | 大阪市の制度を活用 | 82.3万円/59.9万円/22.4万円 |
| 中央区・マンション | 補助金70万円を活用 | 105.6万円/70万円/35.6万円 |
港区の実例は、築39年の戸建住宅で内窓の設置と玄関ドアの交換を全3期に分けて進めた計画です。一度の出費を抑えながら家全体の断熱を底上げし、2つの補助金の併用で実質負担を約200万円まで抑えました。「冬の寒さを少しでも抑えたい」という相談から始まった工事です。
中央区の2件はいずれも分譲マンションの内窓工事です。「住まいを大きく変えずに、暮らし心地を良くしたい」という相談では大阪市の制度を活用して実質負担22.4万円に。「日当たりが良くなくて冬は寒い」という相談では補助金70万円が交付され、実質負担は35.6万円でした。内窓は専有部の内側に付ける工事のため、マンションでも進めやすいのが実際のところです。
補助金額は工事内容・製品の性能区分・窓のサイズ・使える制度で1件ずつ決まるため、実例と同じ割合・金額になることを保証するものではありません。それでも「制度をきちんと使うと、実質負担はここまで変わり得る」という水準感は、この3件でつかめるはずです。
出典:金額は各施工事例ページ掲載の実績(2026年8月確認)。港区の実例の補助金内訳はページに記載がないため「併用」とのみ表記しています。
先進的窓リノベ2026事業の交付申請等の手続きは、発注者本人ではなく窓リノベ事業者が行います。施主様がやることは、工事の計画と契約の判断に集中できます。
2025年11月28日以降に着手した工事が国の制度の補助対象で、工事前の写真撮影が必須です。大阪市の制度は手順・時期の定めが別にあるため、併用する場合は両方のスケジュールを事業者側で調整しながら進めます。施主様側で意識しておくのは「見積りに補助金の見込みが分けて書かれているか」の1点で十分です。総額と補助見込みが分離された見積りは、制度を正しく扱っている事業者かどうかの見分けにもなります。
なお、支払いの流れとして、補助金は工事後の手続きを経て戻ってくる形が基本です。一時的には総額に近い支出が発生するため、交付までの立て替え期間を家計のスケジュールに織り込んでおくと安心です。
「予算上限による早期終了」「制度ごとに異なる要件」「同じ窓の重複受給はできない」の3点です。どれも、工事より先に制度の状況を確かめることで避けられます。
01予算上限。国・市とも予算に達し次第受付終了となるため、期限より早く締まることがあります
02要件の違い。対象製品・対象工事・住宅の条件が制度ごとに定められています
03重複のルール。過去に補助金を受給した開口部(窓)は、国の制度では対象外です
04申請時期。国の交付申請は工事完了・引渡し後です。完了時期が年末に近い工事は特に逆算が必要です
受付状況は先進的窓リノベ2026事業の公式サイトでいつでも確認できます。制度の全体像を先に押さえたい方は窓リフォーム補助金の完全ガイドもご覧ください。
もうひとつの現実的な注意は、「補助金が出るから」と必要のない範囲まで工事を広げないことです。制度は費用を抑える手段であって、目的ではありません。悩みの強い窓から優先順位を付け、そのうえで制度を最大限使う。港区の実例の期分けは、この順番の付け方の見本でもあります。
住まいと検討状況を6項目で確かめてみてください。当てはまる項目が多いほど、制度を含めた見積り比較の価値が高い状態です。
補助金併用の検討価値セルフチェック(6項目)
当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。
当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。
| 当てはまる数 | 読み取り方 |
|---|---|
| 0〜1個 | 今は情報収集の入り口の段階です。窓の悩みが出てきたときに、制度の受付状況とあわせて確認すると効率的です。 |
| 2〜3個 | 制度の当たり付けを始める価値があります。窓の写真と悩みを添えて、使える制度ごと概算を聞いてみてください。 |
| 4〜6個 | 港区の実例と同じ「制度を最大限使う計画」を検討する段階です。予算上限がある以上、見積りと制度確認は早いほど有利です。 |
併用の可否と手続きに関するご質問を中心にまとめました。いずれも実例と2026年8月時点の情報にもとづいています。
大阪市で補助金を併用した窓リフォームの実例はありますか?
あります。大阪市港区の戸建住宅で「大阪市住宅省エネ改修促進事業」と国の「先進的窓リノベ2026事業」を併用し、全3期の工事総額約330万円に対して実質負担を約200万円まで抑えた実例を公開しています。
申請の手続きは、自分でやるのですか?
いいえ。先進的窓リノベ2026事業の交付申請等の手続きは窓リノベ事業者が行い、発注者個人が直接申請する仕組みではありません。マドエコは両制度の活用実績がある登録事業者です。
併用すれば、補助額は単純に2倍になりますか?
なりません。補助額は工事内容・製品の性能区分・窓のサイズと、各制度の要件で1件ずつ決まります。実例でも補助の割合はさまざまで、同じ金額になることを保証するものではありません。
分譲マンションでも補助金は使えますか?
使えた実例があります。大阪市中央区のマンションでは大阪市の補助金制度を活用し、総額82.3万円の内窓工事の実質負担が22.4万円になりました。内窓は専有部の工事ですが、管理規約の確認はしておくと安心です。
いつまでに動けばよいですか?
先進的窓リノベ2026事業の交付申請の受付は遅くとも2026年12月31日まで、かつ予算上限に達し次第終了します。製品の製作期間を考えると、秋のうちに採寸・見積りまで進めておくのが安全です。
窓の写真2枚(全体と、ガラスの合わせ目を横から)と「いちばんの悩み」を伝えることからです。工事内容の当たりが付けば、使える制度の組み合わせも同時に検討できます。
マドエコは大阪市・堺市・南大阪エリアで窓断熱リフォームを手がける専門店です。大阪狭山市大野西の本社を拠点に、内装仕上業などの建設業許可(大阪府知事許可(般-6)第159388号)を持つ、「先進的窓リノベ」「大阪市住宅省エネ改修促進事業」活用の登録事業者。営業時間は8:30〜18:30、土日祝も対応しています。
港区の併用実例を踏まえて、制度の当たり付けと概算をお答えします。しつこい営業連絡はいたしません。
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